やわらかい風を感じよう
少し2020年から2022年までの音楽作りの3年間を振り返ってみる。
活動の質を変えての日々は大変なことも多かったが、得ることも多かった。だがすべてコロナの蔓延状況に心と活動が左右されてきたことは実感している。
現在は、自分や家族の罹患、濃厚接触者としての行動規制の全てを経験したので、コロナにまみれながら命をつなぐ工夫をして生活する覚悟もできた。
Sary_Deepnとして立ち上がり、珈琲灯屋として、さらに曲を作る訓練を続けてきたわけだが、今回発表する『Yawarakai-kaze(Remix)』が、自分の今までの音作りの集大成となったと感じている。
初期の自分の作品に今の自分が味付けをする。この「Remix」という作業を通して、1つの自分のステップを終えたのだなと実感できたのだ。
うまいとか、かっこいいとかではなく、自分から出てきたものを愛しみながら音楽作りができたかをポイントとすると、まさにそうなのだ。
したがって、この3年間の行動はこの9月でピリオド。
これから出てくる曲は自分の第二のステップのものになる。
次のステップはさらに「自分の感覚」を伝えるために何が必要かを考えること。それと行動だ。
しばらくはこのことを念頭に置いた日々を送ることになるだろう。
しばらくしていなかった「やわらかい風を感じながら歩くこと」が、また出来そうな気がしている。
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